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30代の介護転職を応援するブログ

2019年日本は超高齢化社会を迎え、介護のお仕事のニーズは増々高まっています。しかし現場では、煩わしい人間関係や夜勤のワンオペなど様々な問題が浮上し、3Kと呼ばれる慢性的な人手不足が続いています。 介護はどこか遠い世界ではなく、30代は自分たちの親世代の将来を考えるうえで、高齢者が安心して過ごせる世の中にすることは大切ですよね?介護業界で働くにあたりヤリガイは大切。やりがいを得るにはどんな点に注意すればよいのでしょうか?

記事一覧

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未経験の介護転職!30代でも経験とスキルをアピールすれば問題ない



30代で未経験の職種への転職は通常難しいと考えられていますが、ここ介護業界に限っては全く事情が異なります。

ただ逆にずっと介護の仕事に就いてきて、他業界へ転向する場合は注意して下さい。

未経験の職種では、入社後あなたを教育する必要がありますし一人前になるまで時間を要しますよね?

未曽有の人手不足の介護業界では、未経験者を教育してでも介護職人口を増やしたいと考えますが、飽和している業界や職種であれば教育するメリットはありません。

また多くの場合、給与面で折り合いがつかないことが多いのが特徴でもあります。

同時に、新人であったとしても既に歳を取っているという理由で指導が難しいと、採用を敬遠される場合もあります。

この業界に籍を置いていると気づきませんが、他業界では年齢という誰もが避けて通れない障壁が邪魔をして転職しずらい現象が起きているのです。

もちろん、売上成績によって給与が変動する不動産の営業職であれば、30代であってもウエルカムですが、基本給がありえないぐらい低かったり、売上成績部分が無理ゲーな場合もあるので注意してください。

私も30代の頃、一獲千金を狙って歩合給的な職種に就いたことがあります。

当時はまだ就職情報誌をコンビニや書店で買う時代でしたが、「頑張り次第で年収1000万円も夢じゃない」キャッチコピーにやられてしまいました。

残念な体験談でしかありませんが、保証されているハズの基本給部分もウソが多く、結局試用期間内で退職させてもらいました。

30代で介護業界の外へ飛び出すのは悪いことではありませんが、相当な覚悟が必要ですね。

中にはダメだだと思い飛び出したこの業界の方が居心地がよく、出戻りしてきた介護職を何人も見てきました。

収入面でのみ見れば、確かに介護職は決して高い年収をもらえるわけではありませんが、やりたいことを実現する強い精神力や、収入が多少減っても貯金で生活でいる環境を整えておけば、なんとかなる場合もあります。

なぜ未経験で業界替えを試みるのか?しっかりした理念と意思を持って臨んでください。

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介護の資格は持ってて当たり前!資格が武器になるというウソ



学校を出たての新卒者は、実務経験がないため学歴や成績で判断されますが、30代の転職では実務で培った経験とスキルがどれだけ自社に貢献してくれるのか見極めます。

ですから、30代の転職者は学歴や資格についてアピールするのではなく、実務面について猛烈にアピールする必要があるのです。

未だに有名大学出身とアピールする介護士がいらっしゃいますが、それだけでは採用されることはありません。

大学で学んだことを活かしたいとアピールする転職者もいらっしゃいますが、卒業後何十年もたっているのに大学時代のアピールをしているようでは、この先が思いやられますね。

もちろん、福祉系の学校を卒業したのであれば大いにアピールしていいと思いますが、優先順位的に言えば実務経験が先。

介護業界は資格が大いに役に立つ世界ですが、全く関係のない簿記やカラーコーディネーター資格をアピールするのは逆効果ですから控えてください。

少し前に100の資格を持つ女というテレビシリーズが流行りましたが、そこまで収集すればもはや趣味の世界ですよね?

転職に役立てようと資格取得に向けて勉強していることをアピールする転職者がいらっしゃいますが、これも関係のある福祉系の資格でないと高い評価を得ることは難しいでしょうね。

繰り返しますが、30代の転職に置いて学歴や資格は二の次で、職務能力を示す中で補助的なものでしかありません。

ようはその資格を取得してどう実務で役立てたのか?資格を取得したことによってどう介護職として地位が上がりご家族との信頼関係を築けたのか?をアピールする必要があるのです。

かつて私も資格スクールの大々的なキャンペーンに魅了され、転職やキャリアアップに有利になると難しい資格に挑戦したことがありました。

もちろん、勉強する過程で多少なりとも努力したのでまったく無駄だったとは言いたくありませんが、年齢が上がれば上がるほど資格ではなく経験やスキルを見られることに気付くべきでした。

皆さんもキャリアアッププランを立てて無駄な方向に努力してしまわないよう、気を付けてください。

事前の情報収集で差をつけろ!30代が初任給だけで判断するのは危険


介護職の平均年収額は、他の職種より著しく低いとされていますから、みな1円でも高い年収を求めて転職市場を渡り歩きます。

少しでもいい条件で転職先を選びたい気持ちは分かりますが、初任給だけで判断するのは時期尚早ではないでしょうか?

介護業界では、初任給は低いものの貢献度によって昇給していく施設がほとんど。

ですから、初任給が多少低くても実力に見合う昇給や昇格が期待できる施設であれば、初任給だけで判断するのは危険ですよね?

初任給が低くても、入社後に能力を認められて昇給・昇格のチャンスがある企業であれば、これまでの年収を上回ることも珍しくありません。

考えてみてください。

今の給料も最初からその額ではなかったはずです。

もう覚えていない方が大半ですが、入社後に実績を積み上げ、在籍期間と共に昇給していったのではないでしょうか?

もし仮にあなたが転職先に400万円の希望年収を伝えるのであれば、あなたが400万円以上の価値がある人材だと証明しなければなりません。

私たちはついつい1円でも高い年収を希望しますが、逆に採用側の立場から見れば人件費は可能な限り下げて優秀な人材を採用したいと考えるのです。

中高年になれば、収入が2割3割落ちるケースも珍しくありません。

応募に対して多くの転職者が集中した場合、同等レベルの人材であればより年齢が低い人材をさいようするので、あなたは他の転職者よりもすぐれている人物だと猛アピールしなければなりません。

年収ばかりにこだわっていると転職できず生活が困窮し、今度はブランクができたことによって何か問題がある転職者というレッテルを貼られ、ますます転職が難しくなります。

年収が2割激減すれば生活にもモロに影響が出ますし、奥さんにパートで頑張ってもらわないといけませんし、現実を直視しなければ貧困層にまっしぐらです。

お金が絡んでいるので簡単ではありませんが、いつまでに転職活動できるのか?絶対に外せないラインはどこまでなのか?入社後に昇給や昇格はありえるのか?を事前に調査しておくことが肝心に思えます。

ちゃんと優先順位を決めますか?あれこもれもで転職できない人



転職って、嫌なことをいろいろリセットできるイベントですよね?

でも「今度は失敗したくない」「いい求人があれば応募する」慎重すぎる姿勢だと、いつまでたっても理想の求人には出会えず、フラストレーションだけが溜まっていきます。

確かに転職は、今の職場で叶えられなかったことを叶えてくれますが、あなたの希望を全て叶えてくれる夢のような職場はこの世にはありません。

転職したいけどできないって人の多くが、優先順位を決めずなし崩し的に活動しているため、何か想定外のことが起きるとすぐブレまくります。

ですから、優先すべきこと・絶対に譲れないこと・譲歩してもいいことを明確にしておくと、自分の進むべき道が見えてきます。

優先すべきことは実際に紙に書きだしておいて下さい。

5つぐらい書きだしたら優先順位を決めておくのがコツですが、多くの人が嫌な同僚がいない職場や、少しでも高い年収と書くはずですよね?

これらの優先項目があれば、通勤時間や勤務を希望する施設にはある程度の幅ができます。

介護職の皆さんは、既に実務経験があり即戦力として向かい入れられるので、全ての施設で歓迎されるわけではありません。

今いる職員から見ればライバルです、試用期間の頃は「お手並み拝見」といろいろな試練が降りかかってくるかもしれませんが、人間頑張っていれば誰かが見ていてくれるものです。

信念を持って転職をすれば、自分のできることと望まれていることが明確です。

意欲を持ったヤル気のある転職者は、ヤル気のあるグループにすぐ受け入れられるでしょうが、優先順位もなく行き当たりばったりで転職を繰り返す30代は、どこの企業からも、職場の仲間としても受け入れられません。

結局、職場で浮いた存在になり、再び理想の職場を求めて旅立つジョブホッパーになるのは目に見えています。

転職して後悔することほど馬鹿らしいものはありませんよ?

こんな悲惨な状況に陥らないためにも、何故転職しなければならないのか今一度考えてみてください。

なかなか転職できない人へ!ネット応募がダメなら直接応募もあるぞ



中高年の介護職の方はパソコンが苦手な人が多く、未だハローワークでのみ転職活動を行っている人がいらっしゃいますよね?

ハローワークは失業者の撲滅が主な目的ですから、年収や条件は下の下の下。

ずっとそこばかりに固執していると歳を重ねるごとに年収が下がっていくのは目に見えています。

一方30代は、スマホもパソコンも使いこなせるので転職エージェントや転職サイトを好む傾向にありますが、案外ちょくせつ施設のホームページに応募する方法も覚えておくべき。

私がいまいる施設でも年から年中募集していますから、直接応募してきてくれる人は優先的に面接を行うよう心掛けています。

基本的に、転職エージェントや転職サイト経由で募集をする場合、それなりの費用がかかりますが、自社ホームページに掲載した求人に関してはタダ同然です。

しかも、ホームページを見て興味を持ってくれているのが前提なので、話が進むのが早いのが特徴。

ただエージェント経由、転職サイト経由の応募者とかぶったり、既に補充しきったタイミングだと、ちょっと待ってもらう場合もありますので、気を付けてくださいね。

私は総務職という希少な職種に就いてきたので、そもそも求人自体を探すことが困難でした。

そんな時に活用したのが、募集活動をしてない企業に履歴書を送りつける荒業です。

もちろん、突然応募書類を送りつける非礼の添え状を添付しますが、ガン無視された企業は10社のうち1社かそれ以下って割合です。

良識のある企業であれば、「現在募集は行っていない」と返信してくれますし、タイミングがあえば「面談ぐらいなら」と応じてもらえます。

私は転職ができないと嘆く中高年に対して、この直接応募とリスト応募を推奨していますが、介護職の皆さんも憧れの施設に対して行うと、意外な結果が出るのでぜひトライしてみてください。

皆さんが憧れる施設って、某大手企業が経営する年収もよく、退職金やボーナスが出る施設と推測しますが、そういう施設って新卒者を大量に採用して、いちから育てていく、いわば昔ながらのスタイルが大好き。

ですから、私たち中途採用者は非常に狭き門ですが、ゴールデンウィーク明けや、ボーナスが出た後は、例年退職者が数人出るものです。

そのタイミングを狙って応募書類を直接送付すれば、一定の成果は出るものです。

本当に、一度騙されたと思ってトライしてみてください。
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