中高年の介護職の方はパソコンが苦手な人が多く、未だハローワークでのみ転職活動を行っている人がいらっしゃいますよね?
ハローワークは失業者の撲滅が主な目的ですから、年収や条件は下の下の下。
ずっとそこばかりに固執していると歳を重ねるごとに年収が下がっていくのは目に見えています。
一方30代は、スマホもパソコンも使いこなせるので転職エージェントや転職サイトを好む傾向にありますが、案外ちょくせつ施設のホームページに応募する方法も覚えておくべき。
私がいまいる施設でも年から年中募集していますから、直接応募してきてくれる人は優先的に面接を行うよう心掛けています。
基本的に、転職エージェントや転職サイト経由で募集をする場合、それなりの費用がかかりますが、自社ホームページに掲載した求人に関してはタダ同然です。
しかも、ホームページを見て興味を持ってくれているのが前提なので、話が進むのが早いのが特徴。
ただエージェント経由、転職サイト経由の応募者とかぶったり、既に補充しきったタイミングだと、ちょっと待ってもらう場合もありますので、気を付けてくださいね。
私は総務職という希少な職種に就いてきたので、そもそも求人自体を探すことが困難でした。
そんな時に活用したのが、募集活動をしてない企業に履歴書を送りつける荒業です。
もちろん、突然応募書類を送りつける非礼の添え状を添付しますが、ガン無視された企業は10社のうち1社かそれ以下って割合です。
良識のある企業であれば、「現在募集は行っていない」と返信してくれますし、タイミングがあえば「面談ぐらいなら」と応じてもらえます。
私は転職ができないと嘆く中高年に対して、この直接応募とリスト応募を推奨していますが、介護職の皆さんも憧れの施設に対して行うと、意外な結果が出るのでぜひトライしてみてください。
皆さんが憧れる施設って、某大手企業が経営する年収もよく、退職金やボーナスが出る施設と推測しますが、そういう施設って新卒者を大量に採用して、いちから育てていく、いわば昔ながらのスタイルが大好き。
ですから、私たち中途採用者は非常に狭き門ですが、ゴールデンウィーク明けや、ボーナスが出た後は、例年退職者が数人出るものです。
そのタイミングを狙って応募書類を直接送付すれば、一定の成果は出るものです。
本当に、一度騙されたと思ってトライしてみてください。
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